留学生インタビュー

上地翔太(24)のカナダ留学体験談

沖縄出身の翔太さん(仮名・当時26歳)は、英語がほとんど話せない状態からカナダへのワーキングホリデーを決断しました。きっかけは、職場の同僚がワーホリで海外経験を積んで帰国したこと。「自分も新しい環境で成長してみたい」という気持ちが強くなったといいます。

渡航先に選んだのはカナダ・トロント。まず語学学校に3ヶ月通い、基本的な日常会話や接客英語を学びました。最初の頃は授業の内容すら聞き取れず、何度も挫折しそうになったそうですが、「先生やクラスメートが親切だったので、毎日がんばれた」と振り返ります。



上地翔太さんプロフィール3

項目 内容
名前 上地翔太
年齢(留学時) 24歳
職業 学生
渡航国 カナダ(トロント)
留学期間 12ヶ月(語学学校3ヶ月+就労9ヶ月)
ビザ ワーキングホリデービザ
留学前の英語力 中学英語レベル
留学費用 約180万円(航空券・学費・生活費込み)
滞在先 最初はホームステイ、後にシェアハウスへ
Instagram https://www.instagram.com/keiichikawashima3/

最初はオーダーを間違えたり、コミュニケーションに苦労したりする場面も多く、「一度泣きながら帰ったこともある」とのこと。しかし、それでも毎日フレーズを書き留めて練習し、3ヶ月後にはネイティブのお客さんと軽い雑談ができるまでに成長しました。

生活面ではホームステイを経て、現地の日本人とルームシェアをしながら生活コストを抑える工夫もしていたとのこと。週末にはトロントの美術館やマーケットを訪れ、カナダ文化にたっぷり触れる経験もできたようです。

「もし迷っている人がいるなら、ぜひ一歩踏み出してほしいです。英語が話せないからこそ行く意味があると思います。」と、翔太さんは最後に語ってくれました。帰国後は観光系の企業に就職し、外国人観光客の対応を担当するなど、海外経験をフルに活かしたキャリアを築いています。


語学学校卒業後は、現地のカフェでアルバイトを開始



翔太さんのコメント

正直、最初はすごく不安でした。英語もほとんど話せないし、海外に行くのも初めてだったので、トロントに着いた日は空港から出るだけで緊張してました(笑)。

語学学校では最初の2週間はほぼ何言ってるか分からなくて、クラスメートに聞いたり、先生にジェスチャーで質問したりして何とかしのぎました。でも、だんだん耳が慣れてくるというか、「あ、これ聞いたことある!」ってなる瞬間が増えてきて、自信につながりました。

カフェの仕事はめちゃくちゃ緊張しました。お客さんのオーダーが早口すぎて聞き取れなかったり、「Sorry?」って何回も言ってしまったり。何度も落ち込んだけど、ノートにフレーズを書いて毎日練習してるうちに少しずつ通じるようになりました。

休日はダウンタウンを歩いたり、マーケットに行ったりして、現地の友達とも少しずつ話せるようになって、ああ自分変わったなって思いました。

英語ができないから不安、って気持ちはすごく分かります。でも、だからこそ行ってよかったと思います。自分にとって、すごく大事な一年になりました。

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